メダカの卵 卵の中を泳ぐ稚魚


 下の画像は、いずれも同じ日に撮影したメダカの卵の写真だ。卵は水中に静止していて、カメラも同じ場所に固定してある。9枚の画像は、すべて卵の中のメダカの向きが異なるが、これはメダカが卵の中ですでに泳ぎ始めているからだ。
 卵の中の稚魚は、絶えず泳ぎ続けているわけではない。大部分の時間はじっと静止しているが、5分に一度くらいだろうか?突然にクルっと卵の中を泳ぎ、また立ち止まる。そのクルッという動きを目にしてしまうと、「あ〜命なんだ」と思い知らされる。
「孵化」という現象はとてもドラマチックだし、何だかそこから突然に命が始まるような気がするが、命はもっと前から始まっているのだ。 

 
 
 
 
  
 
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自然写真家・武田晋一のHP「水の贈り物」 淡水記 メダカの卵 卵の中を泳ぐ稚魚


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